透過型電子顕微鏡(TEM)による結晶構造、ポリマーアロイのモルフォロジー観察

 

関連資料▶ 透過型電子顕微鏡(TEM)・走査型電子顕微鏡(SEM)による樹脂材料観察事例

高分子の結晶構造、ポリマーアロイのモルフォロジーをTEMを用いて観察するには、超薄切片を作ることが必要です。また電子線透過度に差をつける為に染色が必要となります。

透過型電子顕微鏡(TEM)

【主な染色剤と染色可能な樹脂】

染色剤 染色可能な樹脂
四酸化ルテニウム(RuO4 PE,PPなど(非晶部)
四酸化オスニウム(OsO4 HIPS,ABSなど
リンタングステン酸(PTA) PAなど
ヨウ素(I2 EVOH,ASなど

※対象物質の組成により2重染色を行うこともあります。

【観察例】

HDPEの結晶構造・ポリマーアロイの分散構造観察例

※複雑な組成のポリマーアロイではモデル試料のご提供が必要な場合があります。

電話またはFAXによるご依頼

TEL : 059-345-7622

FAX : 059-345-7174

 

株式会社ロンビック

樹脂検査分析センター営業部

電話受付時間 8:30〜17:15 土日祝休

メールによるご依頼

分析のご依頼はこちら