ガスバリア性能評価
水蒸気透過度と酸素ガス透過度は、材料がそれぞれ水蒸気や酸素をどれだけ通すかを示す特性です。
これらは、食品包装や医療分野、電子部材などで保存性や防湿性を評価するために重要な指標です。
【一般的な要求性能】
用途 | 水蒸気透過度 [ g/(m2・24h) ] |
酸ガス透過度 [ cm3/(m2・24h) ] |
食品用包装材 | 1 | 1 |
飲料用ボトル | – | 10‐2 |
プラスチック製LCD | 10-1 | 0.5 |
有機ELディスプレイ | <10-6 | <10-3 |
試験項目 | 測定条件(フィルム・シート) |
水蒸気透過度測定 | ・JIS K7129-3準拠 ・0.01~1000 [ g/(m2・24h) ] ・測定温度:15℃~40℃ ・測定湿度:20~90%RH |
酸素ガス透過度測定 | ・JIS K7126-2準拠 ・0.1~20000 [ cm3/(m2・24h) ] ・測定温度:15℃~40℃ ・測定湿度:Dry、35~90%RH |
*上記測定範囲は、試料サイズ等の測定条件で変わります。
*上記以外の条件もご相談賜ります。お問い合わせください。